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2010/10/29

「受け止める」ということ

こんばんは[三日月] 赤松です(-.-)
 

先日 候補のジェニファー、スタッフの夏樹くんと

2010年11月開室予定の

カウンセリングルームセンター南の所長である

臨床心理士梶山亮さん

取材に行って来ました[マイク]◇
 

IMG_9789
 

子どもの問題女性の問題について

お話を伺いました[鉛筆]
 

 

最近よく耳にする児童虐待

この問題は最近になってようやく表面化してきただけで

昔から存在している問題なんだそうです

 

ただやっぱり最近増えてきているかもしれない―

それはこの現代の豊かな社会が生みだした可能性が高い

 

今を生きる人々は すぐ欲が満たされる

耐える、こらえるということができない 我慢強くなれない

そんな弱い人間が出来上がる

だから 親も子も自分で抱えておけなくて

結果的に親が子に手をあげる

 

そんな現象が起きているのかもしれません

 

梶山さんはこうおっしゃっていました

 

母親が子どもに理想を抱くのは当たり前、

子どもが思い通りにいかないことも当たり前、

そんな子どもが嫌になったり ムカついたりすることも当たり前なんです

 

だから言うことを聞かない子どもが悪い

良い子に育てられない自分が悪い

そんな風に思わないでほしい

 

それは ごくごく自然なことだから

いちばん大切なのは そんな自分の中に沸いた気持ちに気付くことなんだよ

 

 

 

でも梶山さんは こうやって虐待がたくさんニュースに取り上げられて

たくさんの人の目にふれることは とてもいいことだとおっしゃっていました

 

確かに最近虐待を呼びかけるCMまで見られますよね

 

虐待かな?と思って通報する

そういうちょっとした周りの意識の変化で

止められる問題もたくさんあるのかもしれませんね

 

IMG_9787 

 

虐待に限らず他の問題も

〇〇が悪い といったような

悪いものをそぎ落としたいという感情から

起こることが多いのだそうです

 

例えば子どものいじめの問題であっても

子どもは いじめにあってるなんてお母さんに言ったらガッカリされるかも

と思うから言うことができない

 

いじめを少なくすることはできても いじめを0にするのは無理なこと

子どももお母さんもいじめが起きていることをしっかり受け止めて

そして一緒に解決策を探してあげる

親が守ってあげる 親が味方になってあげる

それがいちばん大事なんです

 

IMG_9791 

 

子どもに限らず 女性もたくさんの問題を抱えています

 

お母さんは子どもが大きくなって 自分の役割がなくなって

喪失感や寂しさから悩みを抱えること多いそうです

 

梶山さんいわく 女性は

人として生まれて 娘で育って 女性になって

結婚にて妻になって 子どもが生まれて母になって…

ここまではどんどん変化をして成長し続ける

 

しかしながら それからは

子どもが大きくなって母から妻に戻る 親を介護するようになって妻から娘に戻る

親が他界して娘から人になる…

とどんどん逆戻りをしていくんだそうです

 

だからそんな自分に女性は嫌になる

でもやっぱりそれも自然の流れだから

しっかり受け止めなきゃいけない

 

 

働く女性は摂食障害なんかも多いそうです

見た目を気にして拒食症になる

何か他の嫌なことの解消のために過食症になる

 

それもやっぱり 自分の悪いところをそぎ落としたいから。

そうじゃなくて私たちに必要なのは 受け止めること

 

 

仕事と家庭を両立している人は

家でも仕事のような感覚で業務をこなしている人が多いそうです

完璧になりたくて自分で自分に余裕を生ませない

そんな傾向が見られるようです

 

ありのままの自分を受け止めて

そして時には何かを得るために何かを捨てる

そんな選択も必要なのかもしれませんね

 

 

 

 

たくさんの問題が起こる現代社会

必要なのは悪いことを0にしたいという気持ちだけじゃなくて

悪いことを受け止めて前に進むということ必要なのかもしれません

 

だって人間は 完璧になんてなれないから

 

何か嫌なことがあったら受け止めること

そして何か他にストレスを解消できるもの見つけること

それから話し相手を見つけて 人に頼ること

家族がサポートしてあげること

 

これが問題を起こさない 起こさせないために

必要なことなんだそうです

 

私は聞きました

「家族のサポートが得られない方や

話し相手がいない方はどうすればいいんですか?」

 

梶山さんは笑ってこう答えました

「そのために僕たちがいるんだよ」

 

最近は人々のカウンセリングへの抵抗が薄れ

気軽にカウンセリングに来られる方が増えたそうです

 

カウンセリングはみんなのブレーキになるから。

梶山さんはこうおっしゃっていました

 

IMG_9792 

 

梶山さんはとてもゆっくりとした雰囲気

そして温かい温度を持っていました

 

この問題を解決するにはどうしたらいいんだろう

そんな風に答えを焦って見つけ出そうとしている私たちに対して

 

答えをだすことよりも 考えることが大事なんだよ

今こうして一緒に考えてる

帰りの電車の中でふと思い出して考える

ブログを書くときにまた考える

これからもずっとふとした瞬間に考える

 

それだけで君たちは いい時間を持ったことになるから

 

 

私はこの言葉をいただいて すごく嬉しかったです

 

今こうして私のブログを読んで

少しでも考えてくれたら 少しでもいい時間を持ったなと思ってくれたら

幸いです

 

 

梶山さんのこんな面白いブログ

ぜひ見てみてくださいね(-.-)
 

DSC00585 

 

 

 

Keio Venus Award 2010

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候補 赤松麻里菜

 

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photo by Rimi Watanabe



プロフィール

  • 名前:赤松 麻里菜
  • 経済学部3年の赤松麻里菜です。私はこの活動を通して「女性と育児」について学んでいきたいと思っています。虐待や少年犯罪など家庭環境が及ぼす影響が問題視される中で "真の母親像とは何なのか―" 働く女性が増えつつある現代での母親の理想像を追求していきたいです。

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