
4月14日21時26分頃に熊本県熊本地方を震源とする、最大震度7、マグニチュード6.5(暫定値)の地震が発生しました。
さらに4月16日1時25分頃には同じく熊本県熊本地方を震源とする、最大震度7(4月21日の気象庁の発表により、最大震度6強から震度7に修正されました)、マグニチュード7.3(暫定値)の地震が発生し、14日発生の前震(14日21時26分頃)発生から本日20日10時まで、震度1以上の地震が累計681回を記録したと気象庁が発表しています。
参考ページ:毎日新聞 「気象庁「収まる気配は見えない」 余震681回」
被害にあわれた方、そして家屋の倒壊や必要物資の供給の遅れなど、様々な報道が連日続いています。
そんな中、ひとりひとり力になることのできる方法は異なりますが、本日はSNSを通じての情報の発信・拡散について考えましょう。
①SNSなどで情報を拡散する際には、その情報元の確度を調べ、拡散する
現在、SNSを通じての情報伝達スピードは速く、またその範囲は全世界へと広がっています。被害にあわれている方々にも直接情報をお伝えすることのできるツールです。
しかし、誰でも発信できるという点から、間違った情報も時には自分の元に届く可能性もあります。
得た情報をそのまま横流しにするのではなく、自分自身で自信を持って被害にあわれている方や、その情報を元に支援活動をしようとしている方に届けられる情報を届けましょう。
本当に何が被災地では必要とされているのか、現状はどうなのか、調べる方法はたくさんあります。
救援物資の提供に関しては、過去の災害の事例から注意事項をまとめた、認定特定非営利法人レスキューストックヤードが公開している支援物資等を提供するのページが参考になるかと思います。それに合わせて、現地の情報を加味する必要がありますね。
②ツイッターでのハッシュタグの使い方を考える
ツイッターではハッシュタグという機能を使い、特定の文言を#に続けて入れることで、同様の内容のツイートを抽出できます。現在、#熊本地震、#熊本地震支援物資、などといった今回の震災に関するハッシュタグが存在しますが、特に後者のハッシュタグについては、支援物資を求める人、支援物資を届けられる人の情報収集として活用されているケースが多くあります。
今回の震災について、被災地と遠く離れている方でも、被災地に居ずとも様々なことを自分自身にも立ち返り、また震災の現状や支援の教協などについて感じることも多くあると思います。それについてツイッターやSNSなどで発信したいこともあるでしょう。
ハッシュタグを利用しての情報発信の際には、その自身の思いや感想と、先ほどの支援物資を求める人・支援物資を届けられる人への情報などについてはしっかり区別をし、情報の伝達の妨げにならない配慮が必要です。
今回上記2つについてお話しましたが、ぜひ皆さんもSNSを通した情報発信について考えてみてください。
正しく利用すればとても有用な情報発信・情報収集ツールになります。
キャンパスナビ編集部